コロナが明けてからの初めて海外旅行に行くことにしました。
ただし、嫁さんの純子は去年の12月に友達と台北に行ってるので、再度の台湾旅行となります。
今回は関空から高雄国際空港に行き、高雄に2泊、新幹線で台北に移動して、台北に2泊、台北から帰国という旅程で行くことにしました。
一日目(2024.4.17)
朝、8時半に愛犬の「琴」をいつものトリミングサロン「c.cubed」に預けて関空に車で出発。10時頃に関空に到着、関空駐車場に予約をしていたので、予約スペースに車を止めて今回の航空会社(エバー航空)のカウンターへ。
今は、事前にスマホでチェックインを済ましているので、スムーズに手荷物を預ける。関空はリニューアルされていて雰囲気が変わっていました。
関空 こんな感じ
エバー航空 高雄行きなので 小さい飛行機です
12:10出発で高雄空港に現地時間14:30に到着しました。(時差1時間)
無事に高雄空港(カオシォン)に到着。ファミマが空港にありました。
ファミマ 台湾では「全家」らしいです
飛行機の中でsimカードを入れ替えをして、空港で電源を入れてみても、ネットが繋がらない。再起動してもダメ。どうしようもないので、空港の店舗で新たにsimカードを購入するしかないと思って、店舗の兄ちゃんに説明すると、スマホ(iphone12mini)
を確認してくれて、設定を触ってくれて、無事にネット開通した。兄ちゃんありがとう!日本語は通じなかったけど。。。謝謝!
(モバイル通信のデータローミングをONにしないといけなかったみたいです。)
空港で円を台湾元(台湾ドルとも言う)に両替。円安の影響もあり、30,000円が
6,000元でした。計算はしやすい、台湾元を5倍すれば日本円となります。
高雄のMRT路線図
空港からMRTでホテルへ。最寄り駅は美麗島駅。乗り換え無しで行けます。
(R4からR10です。)
今回も悠遊カードを利用します。前回台湾旅行の際に購入した悠遊カードを持って行き
駅でチャージしました。
この駅はステンドグラスがキレイで有名。
こんな感じ
宿泊するホテルは「DUA」駅出口から徒歩1分。とても駅近です。
ホテルDUA
ホテル入場の儀
チェックインして、荷物を置いて、MRTで西子灣(シーヅワン)駅へ
(O5からO1です。)
そこから旗津フェリーに乗って旗津半島へ約5分で運賃は30元(150円)です。
フェリーを降りると「旗津老街」あり、海鮮のお店が並んでます。
歩いていくと「旗津海水浴場」に到着、ここは夕陽が有名らしいです。
時間がまだ早かったので、ここでしばらく時間を潰してから、またフェリーで
戻りました。
夕陽をみながら港に戻ります
港に入港
一度、ホテルに戻って休憩。夜はホテルから歩いてすぐの「六合國際觀光夜市」
(リォホークオジークワングアンイエシー)へ。高雄の夜市は台北の夜市と違って、テーブルと椅子があって、座って食べることができます。
夜市の入口
今日は水餃子の店で食事をすることに。台湾の人は食事のときにアルコールを飲むという習慣はないみたい。だから、食事の屋台で飲み物は売ってません。
事前にセブンイレブンでビールを購入してから夜市にくり出します。
だから、缶ビール持ってる人はだいたい日本人です。
水餃子の店 人気があります
水餃子
台湾のビール500mlで51元(255円)水餃子一人10個で60元(300円)
とても安上がりの夕食でした。
肉を焼いているお店があったり
臭豆腐のお店があったり(もちろん買いません!)
チヂミみたいな感じ
葱油餅をハーフで小さく切ってくれるのをホテルのビールのあてに買いました。45元(225円)ホテルに帰って、入浴してからの飲み直しで一日目終了。
感想としては暑い!最高気温32℃で蒸し暑くて汗が止まりませんでした。
二日目(2024.4.18)
ホテルでの朝ご飯。ビュッフェスタイルです。
まあ普通の朝食です
今日は台南への日帰り観光。高雄よりすこし北へ、つまり台北方面に特急電車で行きます。
片道指定席で106元(530円)で約35分
台南はガイドブックによると、台湾で一番早く開発され、歴史的価値がある史跡が多い古都とのこと。
駅前の地下道
動画ではこんな感じ
台南ではタクシーを使って移動しました。
まず、「赤崁楼」(チーカンロウ)へ。入場料は70元(350円)1653年にオランダ人に
よって建てられたそうです。
城門と基台はオランダ統治時代のもの
今日もいい天気のうえに暑い。その中を汗だくになりながら、歩く。
次は「祀典武廟」(チューディエンウーミャオ)で国家第一級古蹟に指定されているらしい。
縁結びの神 月下老人が祀られている
ここから、うまいぐあいに流しのタクシーが拾えて「神農街」(シェンノンジエ)へ。アート横町として注目され、夜には提灯に灯りが入ってキレイらしいが、昼時は
どの店も閉まっていて、行く時間を間違えた。
普通の路地にしか見えん
またまた、タクシーをうまく捕まえて「林百貨店」へ
タクシー代はだいたい100~110元(500円~550円)です。
屋上です
台湾の雰囲気が漂います
林百貨店全景
ここから歩いて「孔子廟」(コンヅーミャオ)へ。1665年、人材育成のために創建された台湾最古の孔子廟。
敷地はとても広い
ちょうど、昼時なので、近くにお店発見。何か分からないが文字だけ見て注文。
牛肉湯と書いてあるから、牛肉やろう。150元(750円)
こんな店です
ホンマに牛肉湯やった でもあっさり美味しかった
暑い中を歩いたので、かき氷の店発見で一服。文字ではさっぱりだったけど、店の
お姉ちゃんが写真入りのメニューを見せてくれてバナナとマンゴーのかき氷に決定
こんなお店
冷たくて美味しかった!
このあと、トラブルが発生しました。流しのタクシーが全然つかまらず、空車が通っても止まってくれない。(その場所がタクシー乗降禁止なのか)
バス停まで歩いて、20分程バスを待ってやっと乗車できたけど、バス停の路線図には
台南駅が5つ目と書いてあるのに、5つ過ぎても着かない。バスの運転手に台南ステーションと聞くと行かないとのこと、その後、中国語でまくしたてられたけど、何を言ってるかさっぱり分からない。
とりあえず、バスを降りて後ろを見ると空車タクシーが。捨てる神あれば拾う神あり!助かった。台南駅までと言うと、行ってくれるとのこと。ただ、スマホでナビ設定してる。大丈夫かいな。
でも、無事に台南駅に着きました。そこから、高雄駅まで行くのですが、ここでまた
純子がやらかしました。
僕たちが乗る電車は15:17分発で2番車線。ところが純子は15:10発と思い込んで
いて、10分発の台北行きが1番車線で発車しそうだったので、迷わず乗車。僕は車両番号が違うと思い、ホームにいた駅員さんに聞くと、やっぱり間違ってた。
あやうく、逆方向で台北方面に行くところでした。冷や汗もん。
無事に高雄まで戻り、ホテルで一服。歩き疲れたからマッサージに行こうということになり、ネットで検索して今日の夜も食事をする予定の「六合國際觀光夜市」近くのマッサージ屋に行きました。
全身マッサージ1時間で850元(4,250円)これは良い値段でしたが、上半身のマッサージがとても気持ちよく、日本に帰ってからのテニスの好調に繋がりました。
緑の看板の店です
今日も昨日と同じ「六合國際觀光夜市」へ。今日のおともは同じ台湾ビールでも少しお安いCLASSICビール、46元(230円)です。
食べたのは小さな牡蠣が中に入ったオムレツのようなもの。これもメニューでは全然分からなかったので、焼いている実物を指差しして注文しました。
こんなお店の
こんな料理 これもまた美味かった 70元(350円)
ここにも胡椒餅の店がありました 50元(250円)
以前の台湾旅行で台北の「饒河街観光夜市」や龍山寺そばで食べた胡椒餅がとても
美味しかったので、ここの胡椒餅も食べてみようと思い、購入したがたいしたことなかった。しかも、焼きたてではなく、いっぱいいっぱい作り置きしてるのを渡された。ざーんねん!
唐揚げを売っている店があったので、ホテルでのあてに買って帰りました。
100元(500円)
ホテルに帰って飲み直して就寝しました。
三日目(2024.4.19)
ホテルでの朝食を終えて、「左營蓮池潭」(ズオインリエンチータン)へ。
今日は曇り空。でも蒸し暑さは変わりません。
ホテルでの朝食
MRTで左營へ(R10からR16です。)
新幹線の台鐵新左營駅へ。日本で予約していた新幹線の切符を受け取って(パスポートを見せるだけでチケットを受け取れました。)
スーツケースをコインロッカーに預けて、駅前のタクシーで「左營蓮池潭」へ。
ここには中国か台湾の団体がたくさん来てました。
まずは有名な 「龍虎塔」へ。トンネルになっている龍と虎の内部には仏教説話の壁画が描かれていて、龍の口から入って虎の口から出ると罪が浄化されるという言い伝えがあるそうです。
ただ、工事中でした。
龍虎塔
工事中の幕が
入口と出口は通れました
この「左營蓮池潭」は広大な池です。すべてを観ることは無理。暑いし。
こんな龍もありました
この門の反対側に市場がありました
めちゃくちゃ大きな塔です
暑いし全部観るのはあきらめて、たまたま止まったタクシーで左營駅へ。
当初の予約の新幹線には時間があるので、切符売場で1時間早い新幹線に交換してもらう。
台湾の電車は一般的に飲食禁止だが、この新幹線だけは別。駅構内に売店があって
弁当を売っています。チキンとポークを1つづつ買いました。
駅構内
車内風景
弁当 チキン
弁当 ポーク どちらも可愛いパッケージ
台北MRT路線図
MRT台北車站から中山で乗り換えて南京復興という駅で降ります。(R10からG16です。)ホテルは「メトロポリタンプレミア台北」でJR東日本が経営しています。駅出口から徒歩1分です。
今回のホテルは2つとも駅前を重視して、純子が選んでくれました。だから、とっても楽です。
こんなホテル
部屋は充分広いです
シャワーと
浴槽は別 浴槽は使いませんでした
荷物を置いて、一休みしてから、フロントで夕食の店の予約をしてもらいました。
「杭州小籠包」という店でホテルから歩いて行けます。純子が事前に調べておいて
くれました。
MRT東門駅(G16からO06です。)の「永康街」(ヨンカンジエ)へ。
ここは「鼎泰豊」の本店があるところです。前回の台湾旅行のブログに書いた場所はテイクアウト専門に変わってました。店は道路を渡ったところに移ったようです。
鼎泰豊 テイクアウト専門の方です
まずは純子が行きたいと言っていたお菓子のお土産の店。「上信饌玉」というお店。
看板等がないので、探すのに苦労しました。ただ、今はスマホのGoogleマップで道案内してくれるので、だいぶん楽になってます。
こんなお店 分かりにくい!
何屋さんか分からん
このマカダミアナッツ・デーツが有名らしい 帰ってから食べたら美味かった
370元(1,850円)これは良い値段
その他にもウロウロウインドウショッピングをしてホテルに帰りました。
台北での初日の夕食は「杭州小籠包」。もちろん小籠包のお店です。
6時半の予約でしたから、入った時は空いていましたが、7時を過ぎると満席になり待っている人もいました。
おしゃれな店です
こんな店内
小籠包は美味しかったけど二人なのでいろいろ食べれなかった
小籠湯包は4個で90元(450円)です もう一つは蟹黃湯包で4個125元(625円)です
また、歩いて帰って、ビール飲み直しで就寝です。
四日目(2024.4.20)
台北のホテルの朝食はビュッフェスタイルですが、その場で盛り付け等してくれる料理もあります。ステーキとオムレツはその場で料理、盛り付けしてくれました。
お肉も柔らかくてなかなかです
今日は「國立故宮博物院」に行きます。MRTで南京復興から士林(G16からR17です。)まで行き、バスで「國立故宮博物院」に行きました。純子は何年か前に友達と
行ったことがあるのですが、僕は初めてです。
入館料は350元(1,750円)です。収蔵品が69万点以上、すべてを見るには8年以上かかるらしい。ガイドブックに載ってる有名なものだけ見ました。
24層の球になっていてすべての層が回転できる
親子3代が100年にわたって制作したといわれている
灰陶加彩仕女俑
典型的な唐美人?らしい
定窯 白磁 嬰児型枕
官窯 青花 蟠龍天球瓶
形状はイスラーム金属器に影響されたらしい
肉形石
これは知ってる
これも知ってる
玉琮(新石器時代晩期)
中国古代に祭祀に用いられた筒状の玉器
玉辟邪
想像上の神獣
やはり「國立故宮博物院」は有名なだけに団体でガイドがついているグループが多かった。日本語・韓国語・英語その他のガイドの声があちこちで聞こえていた。
高雄や台南ではあまり日本語を聞かなかったが、台北に来ると日本語もよく聞こえて来た。
「國立故宮博物院」でお土産を少し買って、また、バスでMRT士林駅に行き、MRTで
ホテルに戻る。一服したのち、MRTで龍山寺駅(G16からBL10です。)に。
何回目かの「龍山寺」
龍山寺前の滝
お祈りをした後、お守り売り場を見るが、買うことはしなかった。
いろいろなお守りが売っています
龍山寺の近くに前にも行った胡椒餅の店に行って、購入。前はたしか1個45元だったと思うが、1個55元(275円)になっていた。前に食べたときに上あごがやけどしたので、気をつけながら、前の公園で食べる。
元祖胡椒餅の店
美味しくいただきました
一旦ホテルに帰って、一服してから、ホテル近くのマッサージ店に行って、足だけの
マッサージをしてもらう。40分で650元(3,250円)
MRTで中山駅に行き、駅前の「誠品生活 南西店」で買い物。そのあと「新光三越」に行ってみる。「鼎泰豊」を見てみるとなんとなんと170分待ち、気が遠くなった。
そういえば、今日は土曜日でした。
ダメ元で少し歩いて「京鼎樓」に行ってみる。
予約無しだったけど、無事入れた。やはり日本にも店舗があるだけに日本人多し。
2階に案内されました
おなじみ小籠包用セット
美味しくいただきました
帰ってから、ビールで飲み直しで就寝。
五日目(2024.4.21)
最終日、今日は帰国日です。
まずはホテルで朝食。
朝食風景
ホテル全景
10時半頃にチェックアウトして桃園空港へ。MRT北門駅(G16からG13です。)で乗り換えて桃園空港第二ターミナル駅へ(A1からA13です。)
空港でチェックインして帰国の途に。13:35発の飛行機で関空17:15着で無事帰国。
桃園空港
手荷物を受取り、帰る途中で「琴」を引き取り、無事帰宅しました。
また、旅行の一週間前に二人共風邪を引くというアクシデントもありました。
でも、無事に旅行を終えて良かったです。
ただ、思ったより高雄・台南は暑くて、体が慣れていなくて大変でした。
為替環境が円安・ドル高でしたが、東南アジア圏ではそこまでひどくなかったです。
ヨーロッパやアメリカにはとうてい行けないなと思いました。
次はベトナム・ダナンかな?直行便が出たら現実味が出てくるかな。